Fantia(ファンティア)、myfans(マイファンズ)、FANTUBE(ファンチューブ)で守らなければならないルールをおさらいする

それぞれアダルトファンサイトでは守らなければならないルールがあるため、今回それを確認していきたいと思います。

ルールを守らないことには、すぐにアカウントが凍結されてしまうことになるかもしれません。正しくルールを守ることこそが、ガッツリ稼ぐ方法になるのではないでしょうか。

今回、多くは主なるエロ既成コンテンツ禁止事項にスポットをあてました。Fantia(ファンティア)、myfans(マイファンズ)、FANTUBE(ファンチューブ)共通することもあり、微妙に違うこともあります。

あらかじめ知ることで、自分自身のニーズに合ったエロコンテンツを投稿していいファンサイトがどれであるのかを知ることができるでしょう。

Fantia(ファンティア)の主なエロ既成コンテンツ禁止事項

画像引用: Fantia(ファンティア)公式サイト

まずは、Fantia(ファンティア)の主なエロ既成コンテンツ禁止事項についてです。

Fantia(ファンティア)では、成人向け作品の部類分けがされています。

成人向け作品を投稿しようと思えば、18歳未満、および高校在学中の方の利用はNGとなっています。

Fantia(ファンティア)は、一般向けコンテンツも投稿されているファンサイトという位置づけであるため、成人向け作品の投稿が18歳以上OKだからと言って、どぎついエロコンテンツはすぐに排除される傾向にあると言ってもいいでしょう。

myfans(マイファンズ)やFANTUBE(ファンチューブ)は、ファンサイト自体が18禁となっています。こちらの方は、専門的アダルトファンサイトだと言えます。

*実写作品の投稿の場合、成人向けのコンテンツでなくても、18歳未満のクリエイター登録はNGとなっています。

*クリエイター登録には身分証の提出が要求されています。

*実写作品以外の投稿であれば、登録に年齢制限の設定はありません。ただし、18歳未満の方々であれば、親権者or保護者の方々の同意書が必要です。

Fantia(ファンティア)が言う成人向けとは、性的好奇心をそそるための行為を表すシーンであったり、衣服を脱いだ状態が含まれるコンテンツのことです。

それは、性器を露出する行為であったり、露出をイメージするような行為、男女含めて乳房が露出される行為であったり、性器の結合、イメージさせるもの、その他Fantia(ファンティア)運営側が未成年に不適切だと判断するものです。

未成年に不適切だと判断するものが成人ものというカテゴリーでくくられるわけですが、その場所なら不適切なものはなんでもかんでもOKということでもありません。

成人というジャンルにくくられたエロコンテンツは、さらに規制を受けることになります。

Fantia(ファンティア)では、過度な猥褻性のある表現であったり、過度に歪んだ状態の性表現、過度に暴力的であったり残虐な表現を含む情報をNGとしています。

モザイク処理

Fantia(ファンティア)では、無修正画像の投稿は成人向けでもNGとしています。

局部の修正が未処理のもの、処理が充分ではない、またまぎらわしいものはNGです。

男性器や女性器、また、挿入に対して性器全部を完全に見えなくしてしまうか、モザイクを使うか、強いぼかしの修正を行う必要があります。

社会的に見ても、成人向け作品として修正の配慮が求められている傾向にあるのですが、現状のことを言えば、修正が漏れているエロコンテンツが増え続けている現状があるようです。ご注意ください。

また、女性器に対して男性器であったり、触手、道具などの挿入・接触がされる箇所は、太目の黒塗りか、白塗りによる複数線での修正、または性器が見えなくなる程度のモザイク処理を行う必要があります。

アヌス (肛門)に対しても、男性器、道具などの挿入・接触がされる箇所に対しては太目の黒塗りか白塗りで複数線の修正を、または性器が見えなくなるモザイク処理が必要となります。

それは、イラストや3Dであっても同じ措置です。イラスト・3Dの場合、男性器は太目の黒塗りか白塗りで複数線の修正を、または性器が見えないようにモザイク処理を行います。

女性器も太目の黒塗りか白塗りで複数線の修正を、または性器が見えなくなるモザイク処理を行います。

挿入に対しては、女性器に対し男性器であったり、触手、道具などの挿入・接触がされる箇所に対し太目の黒塗りか白塗りで複数線の修正を、または性器が見えないようモザイク修正を行います。

アヌスに対しても、男性器、道具などの挿入・接触が行われる箇所に対して太目の黒塗りか白塗りで複数線の修正を、または性器が見えなくなるようモザイク処理を行います。

AV新法

AV新法とは、2022年に施行された法律です。AV出演者の方々の人権を保護することを目的とした法律です。性行為などを描写する一定の映像作品に適用されるためこのアダルトファンサイトも該当します。

出演の契約を、作品ごとに締結する必要があり、契約を締結する時には契約書などを交付、契約内容についてはわかりやすく説明する義務があります。

AV新法では、契約書など書面の交付を受けた日から1か月は撮影に入ってはならない、撮影する時には出演者の方々の安全を確保しなければならない、契約で合意したとしても、嫌だと思った仕事は断ることができること、公表する前には事前に撮影された映像を確認することができること、全部の撮影が終了した日から4か月は公表することがNGなどの取り決めがあります。

出演者が起用されている場合、出演同意書か、AV新法関連書類の提出が必要

Fantia(ファンティア)では、様々なコンテンツにおいて、出演者の方々が起用されている場合であれば、出演同意書か、AV新法関連書類の提出が必要とされています。

AV新法の提出対象となるのは、以下の①②両方に該当する方々です。

①個人でファンクラブを運営する場合、出演者以外が運営する、 または、出演者本人が運営し、本人以外に出演者がいる場合です。

法人の場合、出演者本人以外が代表者として運営するか、出演者本人が運営、本人以外の出演者がいる場合です。

②性器へ接触するなど性行為映像制作物に該当するエロコンテンツを取り扱う場合です。

運営者本人以外の出演があっても、性器へ接触するなど性行為映像制作物に該当するエロコンテンツでなければ書類はあえて必要ではありません。

それ以外の規制

Fantia(ファンティア)では、とても多くの投稿者の方々が利用し、お金を稼いでいます。ですから、たった一人自分が適当なことをしていたとしても、運営側はいちいちそんな行為を見ているはずはないと思ってしまうのかもしれません……。

しかし、それはそうではありません。Fantia(ファンティア)運営側も、あなたの適当な行動によって指導を受けたり閉鎖を余儀なくされることがあるため、厳格に監視をしている状況です。

適当にAIを使用してモニタリングしている業者もあるのかもしれませんが、Fantia(ファンティア)の場合、そうではありません。一つ一つを、Fantia(ファンティア)の担当スタッフが目視でチェックしています。

Fantia(ファンティア)では、クリエイターとしての活動実績が確認できない裏アカなどの開設は禁止しています。

また、例えば占いコンテンツであれば、「あなたはここで占い鑑定しないと不幸になりますよ……」といった表現はNGとしています。不安をあおることで商品購入へ誘導する行為もNG、鑑定結果を利用して商品購入や、他サイトへ誘導する行為もNGです。

さらに、投稿者の方々はお気に入り登録してもらうための行き過ぎた誘導行為にもご注意ください。

安全面の問題や、衛生上の問題がある食品などを売ったり、刺激があまりにも強すぎ不快感を与えてしまうようなコンテンツ、極度の思想であったり、反社会的行為を賛美したりする行為、人種、信条、職業、性別、宗教などと言ったものを差別的に扱うコンテンツ、カルトな宗教などを賛美したり、助長する行為、援助交際を目的とした行為などもすべてNGとしています。

AI

Fantia(ファンティア)では、2022年10月25日からAI作品専用のカテゴリを新設し、AI作品を分けて表示する取り組みをしていました。

しかし、昨今の現状を鑑み、投稿者の方々のコンテンツを守る対応が必要と考え、AI生成による作品の取り扱いを停止しています。

Myfans(マイファンズ)の主なエロ既成コンテンツ禁止事項

画像引用: myfans(マイファンズ)公式サイト

myfans(マイファンズ)では、18歳未満の登録・利用は固く禁止されています。

また、投稿をしようと思えば、まずはクリエイター登録を完了している必要があります。その際、本人確認の書類を提出しなければなりません。

モザイク処理

Myfans(マイファンズ)においても、性器や性器をイメージさせるもの、性器やアヌス結合部位、挿入などに対しモザイク処理か、その他方法によって隠蔽の処理をしなければならないとしています。

それは、

  1. 性器、性器をイメージさせる部位
  2. 性器またアヌス結合部位および挿入部位
  3. 生体、死体、動物などのものを損壊させる状態を詳細、過剰に表現をしているもの
  4. 大勢のユーザーが不快と感じる可能性があるとmyfans(マイファンズ)が判断するもの

に対してです。

モザイクが必要な範囲は、男性器の場合、陰茎から睾丸まで、女性器の場合、子宮口、ひだを含んだ大陰唇までです。男女ともに異物が挿入されている時のアヌスの結合部分や脱肛部分です。(肛門単体の写真にモザイク処理は不要、挿入の際にモザイクが必要となります)

モザイクの種類に指定はないとしていますが、必ず視認不可である必要があります。

myfans(マイファンズ)では、児童ポルノに関してのコンテンツ、モノの提供はNGです。さらに、人身売買、近親相姦、獣姦、性売買、レイプ、凌辱、強姦、強制、輪姦、虐待、奴隷、折檻、催眠、飲酒、違法薬物などと言ったワードが含まれるコンテンツの提供がNGになっています。

AV新法

AV新法について言えば、myfans(マイファンズ)では、現状共演者との提出は必須ではないのですが、疑義がある際などに提示を要請することがあるとのことです。

それ以外の規制

myfans(マイファンズ)においても、サイト上で規約に違反す投稿コンテンツが提供されていないか、規約違反の会員限定コンテンツや特典が提供されていないか、投稿者の方々が法令遵守しているかあたりのことを調査するため、サイト上の全部箇所を監視することが記載されています。

また、商標権、著作権、名誉権、肖像権などと言った第三者の権利を侵害するコンテンツ・モノの提供はNGです。

権利のない楽曲を演奏したり歌唱したり、商品の販売もNGとされています。

AI

myfans(マイファンズ)では、生成AIにより作成されたコンテンツもNGとしています。

myfans(マイファンズ)において、投稿者の方々が個性やオリジナリティを存分に発揮し、ファンとつながりを深められる場が提供されています。

そのような状況下、生成AIを使って制作したコンテンツは自社の営業趣旨にそぐわないものと判断しています。

ただし、その中でもディープフェイクに対しては顔を特定できないように加工したものはOKとしています。

FANTUBE(ファンチューブ)の主なエロ既成コンテンツ禁止事項

画像引用: FANTUBE(ファンチューブ)公式サイト

FANTUBE(ファンチューブ)でも18歳未満の者はユーザー登録を行うことはできません。クリエイター登録には本人確認書類の提出が必要です。

FANTUBE(ファンチューブ)では、以下のようなものはNGとしています。

  • 児童ポルノ(CSAM)
  • 近親相姦
  • 獣姦
  • レイプ
  • 同意のない人、また身体の一部の切断
  • 過度の猥褻性のある表現、また過度に歪んだ性表現
  • 刺激が強く嫌悪感や不快感を与える暴力的表現また残虐な行為
  • 極端な思想や反社会的行為を賛美・助長する行為
  • 人種、信条、職業、性別、宗教などの差別を賛美・助長する行為
  • カルト宗教活動、過度な政治活動を賛美・助長する行為
  • 第三者から権利侵害その他クレームがあったとき、FANTUBE(ファンチューブ)側がそのクレームに正論があると判断したもの
  • 公的機関または専門家から違法、公序良俗違反また他人の権利を侵害する指摘や意見があったもの
  • その他、FANTUBE(ファンチューブ)側が取り決めた投稿ガイドラインに違反したもの
  • 出会い、援助交際などを目的とした、または誘引するような行為

モザイク処理

FANTUBE(ファンチューブ)では、性器が完全に見えないようにするか、モザイクか、強いぼかしをしてくださいとのことです。

3DCGであったり、画像生成AIによって出力された実写に近い写実的な投稿にもモザイク処理が必要です。

男性器の場合、男性器のカリ部分を含んだ箇所に、性器が見えないくらいのモザイク処理が必要です。

女性器は、クリトリス部を含む箇所に、性器が見えないくらいのモザイク処理が必要です。

挿入に対しては、女性器においては、男性器や道具などのものが挿入や接触する箇所に対し、性器が見えないくらいのモザイク処理が必要です。

アヌスにおいては、男性器や異物などのものが挿入や接触される箇所に対し、性器が見えないくらいのモザイク処理が必要としています。

モザイクの範囲は、男性器の場合、陰茎から睾丸までがモザイクで完全に覆われている必要があります。女性器は子宮口、ひだ、大陰唇までがモザイクで完全に覆われている必要があります。

挿入した時のアナル結合部分や、脱肛部分もモザイクで覆う必要があります。

また、ブラーや薄い加工でない基本的なモザイク処理を行います。モザイク越しに性器が透けて見えないようお願いします。

AV新法

AV新法によるコンテンツを扱うときには、AV新法に準じた個別契約書および説明書面などを作成保管する義務を負うことになります。FANTUBE(ファンチューブ)が書類の提出を求めるときには、速やかに提出しなければならないとしています。

それ以外の規制

FANTUBE(ファンチューブ)では、違反する投稿がないか、投稿者が法令を遵守しているかなどを調査できるとしています。つまり、エロコンテンツを投稿する方々は、FANTUBE(ファンチューブ)側にかなり厳格に監視されていたとしても、それに対し文句を言うことはできない立場です。

また、FANTUBE(ファンチューブ)では以下のような情報を含む投稿をNGとしています。

  • ウイルス、その他有害コンピュータプログラムを含んだ情報
  • 自殺、自傷行為を助長する表現を含んだ情報
  • 違法薬物、脱法薬物の利用、また、薬物の不適切な利用を助長する表現を含んだ情報
  • 他のアダルトサイトや、詐欺サイト、有害なコンピュータプログラムの流布につながるサイトへ誘導する情報
  • ネットワークビジネス、マルチ商法、ネズミ講などへ勧誘
  • FANTUBE(ファンチューブ)が提供するサービスと関係のない営利を目的とする情報
  • 反社会的な表現が含まれる情報
  • チェーンメールなど第三者への情報拡散を求める情報
  • 商品・サービスの宣伝・広告・勧誘・営業活動、または政治活動、宗教活動など
  • 仕事先などの紹介・斡旋、第三者の紹介など
  • 被写体が成人か確認できないコンテンツ

AI生成

FANTUBE(ファンチューブ)では、動画・画像・音声・文章などをAIだけで生成するフルAIのコンテンツ投稿は禁止となっています。

あくまでも投稿者の方々の創作性や表現力が主になるコンテンツ投稿を要求しています。

AIツールを補助的に使うこと自体は問題ないとしているのですが、投稿全部がAIによって自動生成されている場合であったり、実在する人物などと誤認される可能性のあるコンテンツについては投稿不可となる場合があります。

ディープフェイクに関しては、実在している芸能人や著名人などに著しく似ていれば非公開の可能性があります。

Fantia(ファンティア) Myfans(マイファンズ) FANTUBE(ファンチューブ)
年齢規制 成人向けコンテンツの投稿については、18歳未満および高校在学中の方の利用を禁止

 

実写作品を投稿される場合、成人向けのコンテンツを扱わない場合であっても、

18歳未満のクリエイター登録は禁止

 

 

18歳未満の登録・利用は禁止 18歳未満の登録・利用は禁止
主なエロ既成コンテンツ禁止事項 過度の猥褻性がある表現、または過度に歪んだ状態での性表現など 「児童ポルノ」、「人身売買」、「近親相姦」、「獣姦」、「性売買」、「レイプ」、「凌辱」、「強姦」、「強制」、「輪姦」、「虐待」、「奴隷」、「折檻」、「催眠」、「飲酒」、「違法薬物」等の単語含むもしくは連想させるコンテンツ 児童ポルノ(CSAM)

近親相姦

獣姦

レイプ(またはその他の同意のない性的行為)

同意のない人、または体の一部の切断

過度の猥褻性がある表現、または過度に歪んだ状態での性表現など

モザイク処理 性器および性器を連想させる部位において、モザイク処理その他の方法で適切な隠蔽処理が必要 性器、性器を連想させる部位などに対してモザイク処理その他の方法で隠蔽処理が必要 性器が完全に見えないようにするか、「モザイク」または「強いぼかし」を適用
AV新法 運営者本人以外の出演があり、性器への接触など「性行為映像制作物」にあたるコンテンツを取り扱う場合書類が必要 疑義がある場合提示を要請 FANTUBE(ファンチューブ)が求める場合提出
AI 全面禁止 禁止 ディープフェイクについては、顔を特定できないように加工されたものは許容 フルAIコンテンツの禁止

補助的に使用すること自体は問題ない

まとめ

Fantia(ファンティア)、myfans(マイファンズ)、FANTUBE(ファンチューブ)を比較して言えるのは、Fantia(ファンティア)が一番規制が厳しく細々としていることです。それでも、アダルトでないコンテンツも多く扱われているため、ノンアダルトの方に対してのアダルトの認識の確認事項であるかのようにも見えます。

myfans(マイファンズ)やFANTUBE(ファンチューブ)では、例えば「獣姦」などに対してもいちいちNGの記載があるのですが、アダルトに対してカルトな分野まで踏み込んでいます。

Fantia(ファンティア)に言わせれば、そんなものを投稿する人はいないという前提なのでしょうけど、アダルトの領域は、「獣姦」まで踏み込まねばならないようです。

一方で、AV新法について言えば、Fantia(ファンティア)よりも、myfans(マイファンズ)やFANTUBE(ファンチューブ)の対応の方が現状ゆるいのはある意味意図的なものを感じます。

インモラルなエロコンテンツを提供しようと思っている方々も100%自由な世界などどこにもなく、いつだってボーダーラインがどこにあるのか確認しながら作業を行う必要があります。

変態行為に浸っていたとしても、人間はどこかで必ず理性社会とつながっているのですね。理性を持ちつつ、エロコンテンツの投稿を楽しみながら、稼いでください。

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